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「体が楽器になる」とは?〜自分を信じて、自由な声を響かせるために〜

ボイトレメソッド&練習法

声が出ない。響かない。高い声が出せない。
その悩みの多くは、「本来の自分の声が出ていない」ということに尽きます。

もちろん、そんなことは多くの方がもうお気づきかもしれません。
では、なぜ出ないのか。何をすればいいのか。
その鍵となるキーワードが、「体の楽器化」です。

2025/5大幅更新しました。

声は「体全体」で鳴らすもの

楽器のように、体の外側がしっかり開き、全身がつながっていること。
そして、内側が演奏者として自由に動くこと
これができたとき、私たちの体は「響く体」=楽器になります。

たとえばバイオリンも、表板・裏板・魂柱などがすべてつながり弓という内側の動きによって音が鳴ります。
声もまったく同じです。
声帯や横隔膜を「操作」しようとするのではなく、開かれた体がつながり、内部が自然に動いた結果として声が生まれるのです。

「高い声」も「感情の方向性」も、自動的に生まれる

この状態になると、自分のイメージや感情に対して、声帯や横隔膜がリアルタイムに自然に反応してくれるようになります。
自分の意思で「高い声を出そう」としなくても、高い声が出る。
「こう響かせたい」と思えば、その方向に声が自然に響いていくのです。

たとえば、後ろの人に向かって届けたいと思えば、声は後ろに抜けていくように感じます。
会場を一周したいと思えば、まるで声が空間を回るように聞こえる。
これが「感情の方向性」です。

たとえ今はうまく出ていなくても、納得のいく表現は可能です。
お客さんは「出ていたように感じた」あるいは「いつかきっと出る」と受け取ってくれます。
そして実際に、声帯や横隔膜が正しく反応することを体が覚え、やがて本当に出るようになるのです。

逆に、体という楽器を無視したり、壊すように無理に出すと…
たとえ高音が出たとしても、音色は台無しになり、「この人、いつか喉を壊すかも」と感じさせてしまう声になってしまいます。

体という楽器ができていないまま、
本来はその後に自然と身につくべき鼻腔共鳴・ミックスボイス・腹式呼吸などのテクニックを導入しても、結果が出ないのは当然のことなのです。

感情と響きがリンクする「響きの自由」

声を出すたびに、体全体のどこかが共鳴します。
それは鼻かもしれないし、胸かもしれません。

その共鳴は、自分で選んで動かすものではありません。
声帯の微細な状態と、体の開き、内部の感情がひとつになった結果として、自然に・自動的に起きるのです。

自分の想いやイメージが、そのまま「音色」や「響きの方向性」となって現れる。
だからこそ、声は本来、もっと自由で、もっと深いものなのです。

ただし、どういう時にどこが響くかという「響きのサンプル」が増えていくことで、
やがて響きの位置も自由に変えられるようになります。
「結局どっちなの?」と思うかもしれませんが、これは“身につける順序”の問題なのです。

自分の声を信じるために

あなたの体には、すでに素晴らしい声が鳴る楽器の構造が備わっています。
ただ、それがまだ接続されていないか、固まって動いていないだけかもしれません。

もし、今あなたが「声が出ない」「響かない」「高音が苦しい」と感じているなら…
それはあなたが悪いのではなく、“体がつながっていないだけ”なのです。

自分の体がひとつにまとまり、感情とつながったとき
あなたの声は、どこまでも自由に、どこまでも深く、響いていくようになります。

浜渦メソッドでは、「本来の声」を取り戻すためのレッスンを行なっています。
あなたの声が自由になる瞬間を、ぜひ体験してみてください。

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参考動画[YouTube]

 

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