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歌やセリフの自然なフレーズ感はこうして生まれる

ボイトレメソッド&練習法

息の用意が遅れて、歌やセリフも遅れる人。
ジャストに間に合わせるために用意をしない人。
そもそも、息の用意が何かわからないためリズムが滑る人。

失敗もさまざまです。
ではどうすれば正解…というより、何が無数にある正解の条件なのか。
この正体がわかれば、自由で自然なフレーズ感やレガートな歌やセリフが生まれます。

今出している声が終わるまでに、次の音や言葉の準備を済ませているか

正解の条件は、たとえたっぷり時間をかけて用意しても、ジャストのリズムで次の音に入れるように準備すること。
そのあと、用意が早く済んでも、あえてジャストからずらすなどという遊びという技術がうまれます。

「時間をかけて用意したら遅れるんじゃないの?」
その答えは簡単です。

単純に言えば、今出してる声が終わる前までに、次の音や言葉を生み出す準備をすませる。
※準備=次の音や言葉を作るための溜め(パワー)

その音が終わってから準備する暇はありません。
これが、冒頭の失敗の大きな原因です。

レガートや自然なフレージングの正体

今出している声が終わる前までに、次の音や言葉を生み出す準備をすませる。
…これを永遠に続けることで、前の音と次の音が常につながり、本当のレガートや、自然な波というフレーズが紡がれます。

これができる人は、たとえスタッカートでも、その裏にリレーのように繋がった、何かを感じます。
この「何か」こそ、その人にしか紡げない、物語というフレーズの正体です。

…そしてこれが決して作った上手さではない、自然な表現としての歌唱力・読む力の源となるのです。この準備と声の永遠のリレーなくして、フレージングなどあり得ません。

流れてはいるが、流されていない。

誰と比べるものではない、絶対的に美しいものは、全てこうではないでしょうか。

これまでのレッスンでは具体的に教えられてこなかった

この部分は、これまでのレッスンでは、気持ちの問題とか、抽象的な問題としてきちんと教えられてきませんでした。
もちろん、単なる発声法や呼吸法では解決しない、根本的な重心コントロールによる、体内のリズム感の問題です。

「もっと気持ちを込めて!」「滑らかに!」というような、指導をしてしまいがちですが、メカニズムがわからなければ、永遠に滑らかに歌っているつもり、話しているつもりから離れられないのです。

レッスンや練習で大切なのは、ただがむしゃらにやるとか、気持ちの問題にせず、

「何を・なぜ・どのように」…この三つから目を背けないことです。

これを伝授できてこそのボイトレだと、私は思っています。

AIに暴かれるであろう、これまでのボイトレ・レッスン

根性論・精神論で指導するレッスンスタイルは、やはりほとんど淘汰されました。
それはそもそも、お金をとっていいレッスンですらなかったのでしょう。

これからは、AIがあれば必要がなくなるような、指導スタイルは淘汰されていくでしょう。
つまり昨今の、論理や知識に偏ったものもまた、本当の実力に繋がるものではなかったことがバレていくと思います。

人に教えるということは、自分を実験台にして、自分の体で証明して、自分の中から見つけてこそ、論理も生きるのです。

知識や誰かのメソッドの受け売りは、賞味期限が短いのです。

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