歌は反応で歌え!?【30秒アドバイス】
体を開く→外から入ってきたものに反応する…それが自然でリアリティのある声。
そこに言葉や音程やリズムが乗る…それが歌。
さらに自分の生まれたての声に反応する…反応し続ける…それが音楽の物語を作る。
歌は体を開いて反応で歌えば、誰でも上手くなる。
殻の中で上手く歌うのではない。
それはたとえ上手く歌えても偽物だ。高い声が出せても偽物だ。
高い声さえ出ればいいんだけど、という方へ
高い声を一番楽に出す方法は…体の開くべきところを開いて(体の楽器化)、それを維持したまま息を吐く方法を覚え、そこにほんの少し声帯をいじる…
実はこれだけです。そして、これは反応で歌うことと同じ意味なんですね。
本当に上手い人は発声や呼吸やミックスボイスなんて考えないで歌えるのは、この反応できる体=体の楽器化と、その扱いを知っているのです。
だから上手くなるついでに高い声もミックスもおまけでついてくるのです。
ところが多くの方が、最後の発声法だけで出そうとします。
それはもしできたとしても周りには伝わらないだけでなく、年齢を重ねると出なくなり、後悔することでしょう。