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「体の楽器化」と「自然な共鳴のポイントの移動」で自信を持って「高い声」も「感情の方向性も」出せるように

hiroアバター ボイトレメソッド&練習法

ボイストレーナーの浜渦です。自信を持って自由に歌うためのアドバイスさせていただきます。体が楽器化して響きと音色と感情の方向性をつけられるようになると、高い声や低い声も自然に出せるようになります。それが自信ともなりますが、そのための体の楽器化こそ、偉そうなことを言わせていただければ、自信を持って生きる、いや自信なんてどうでもいいんだという自信(?)を持って生きるためのアドバイスと考えます。自信と言っても頭の中が自信であふれていても仕方ありませし、それはちょっとどうかなと思います…。

この記事では、体の楽器化と共鳴ポイントの変化による音色の変化やスムーズな音程の移行などについて解説します。

自信と体の楽器化

自信たっぷりに歌っているように見える人は、実は頭の中に自信があるわけでもなく、体の外側に自信があるわけでもありません。意外と内心はビビっていたり、膝が震えていた、なんてことも多いのです。

体の外側に自信を持とうと肩で風を切って歩いても、いいところチンピラのそれになるのがオチではないでしょうか。

 

体の内側に空間を思い切り広く感じよう

 

大きく見せるのは外側でも、頭の中でもない。体の外でも中でもないのではなく、本当に中、つまり肺の底から、頭のてっぺんまで内部の空間をとにかく広げて繋げることです。つまり、体の内部の空間に自信を持ってほしいのです。本番でうまくいかない人は、空間が萎縮したり、パーツがバラバラになって、体が楽器の体をなしていないことが多いのです。

逆に体を揺るぎない楽器に作り上げると、ビビっていても表現ができ「恐れる必要がないんじゃないか」と気づいていきます。これこそ本当に必要な慣れでしょう。

体の楽器化を実行する

よく喉を開けろ、と言いますが(実際は針の穴一本分のイメージでストローのような細く、でも内部は空いているという開け方)、胸も喉元も、脇腹も、背中も、開けられそうなところは全部開ける。そしてそれらが一つに繋がっているイメージです。本来空気が入らないはずの肩や頭の中も開けようと思うことで、肺や喉周りの空間も鼻の中も、より一層広がるだけでなく、それらが一体となりやすいのです。論理的なようで実はこういうイメージに支配されているのも人間です。

以下の動画はご参考までに…。

 

HIRO
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こうして体の各パーツを広げて接続する。それぞれのパーツが良くても、演奏法を知っていても、楽器が壊れていたり、未組み立て品ならば、宝の持ち腐れです。これが私のいう体の楽器化の必要性なんですね。

浜渦メソッドは、まずみなさんの体が感動創り出すの源となる、感動的呼吸を生み出すための楽器化を行います。体を楽器のように、形を彫刻のように作り、各パーツをつなぐイメージです。楽器無くして本来演奏法もなにもありませんよね。人間も同じ。体の楽器化があって、初めて呼吸法や発声法が生まれるわけです。しかも楽器化ができた時点で、発声を変えていなくても声は見違えてきます。なぜなら、楽器化ができると、呼吸法を覚えるのです。単なる腹式呼吸ではない、もっと優れたものです。体を良い楽器の状態に保とうとすると、良い呼吸しかできなくなるという、単純なものですが、それこそ本来の順序であり、本質だと思います。

高い声も低い声も「違うポイント」から「体の空間全部を鳴らす」

高い声も低い声も中音域も、全部同じように開けたまま。大きな演技も小さな演技も開けたまま。他の楽器がどんな音域でもその形が変わらないのとおなじように。

たとえばピアノだって同じですよね。低音と高音ではハンマーが叩いて鳴る弦の位置は違えども、同じピアノというボックス(共鳴体)を鳴らします。ピアノは低音は鍵盤に向かって左のほう、高音は鍵盤に向かって右のほうにありますよね。でも箱全体が鳴っています。左のほうから全体に向かって、右のほうから全体に向かって…。中音域なら真ん中から両サイドに向かって。さらにグランドピアノなら、奥行きもあります。

もし低音は左のほうしか鳴らない、高音は右のほうしか鳴らないなら、そんなピアノは不自然ですし、なんか接触の悪いステレオのスピーカーみたいですよね。

そうではなくて、音の響きの中心位置は変われども、常に空間全体が鳴り響くわけです。

共鳴と感情の方向性、伝わる歌が歌えない方へ

私たち人間は、一つの声帯で共鳴する場所を変えていくという面白い楽器です。共鳴する場所を一つの楽器として繋いでおくことで、どの場所が共鳴の中心となっても音程も音色もスムーズに移動できるのです。これがバラバラだど例えば鼻だけ必死に鳴らそうとしても、一つの物語を紡げなくなります。これは鼻腔共鳴を勘違いしてよく起こる失敗です。

全体の空間を確保して、響きの中心位置を変えることで、響きに方向性が生まれます。これが感情の方向性となるのです。右から左へ、上から下へと声を自在に振り回せるようになります。

HIRO
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これは努力が実ったと感じる特別な瞬間です♪

「歌が結構うまくなったし、トレーナーにも褒めてもらったけど、どうも伝わってる気がしない」という方は、ここを疑ってみる必要があるかもしれません。また、もし「うまいけどどうも伝わってこないな」という人や「あまりうまくないのに伝わってくる」人がいたら、この辺りに注目してみてください。

同じ楽器、響きのポイントの移動で音程を作る、絶対音感より相対音感

さて、大切なことをまとめてみましょう。これがうまくいくと、自然な音色で自然に音域は増えていきます。逆にこれができなければ、皆さんが悩む高い声が出ない、でても不自然、チェンジがうまくいかない、喉が痛いなどというパターンにはまってしまいますよ。

  • 同じ空間のまま
  • 響きのポイントの移動で大まかな音程を作る
  • 絶対音感より相対音感

この3つです。一つ目はどの音色も音程も声量も同じ楽器から生まれるという大原則。共鳴とは振動がある周波数で伝わって鳴ること。ですから必要なのは「あの辺り響きの中心となって、体全体が鳴ればこのくらいの音程が自然な音色で出るだろう」という相対的な予測なんですね。これが瞬間的に感覚でできるようになってこそ「考えるな、感じろ」です。

 

 

HIRO
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基本的には一つ前の音が終わるまでには、この予測を終えなければなりません。この予測が滑らかな音程の移行や、音色に自然で美しい膨らみを持たせるのです。

人によって同じ場所を鳴らしても、出る音程は骨格や声帯の大きさやで違います。音程が変わってもずっと同じ所を中心に響かそうとする方が不自然なんですね。というよりそんなことは不可能なのですが、それを無理やりやるとどうなるかと言いますと、おなじみの喉が痛い、高い声が詰まる、低い声が怖い、声が枯れる、響かないと言った各種症状です。これは私自身がそうだったのですが、絶対音感に頼って声を出している人が陥りやすい症状なのです。

自然で心地よい音程の響きが生まれるわけ「真のレガート唱法」

一つの空間の中で響きのポイントの位置が変えるということで大まかな音程を作るわけですが、響きのポイントが移動するのには、移動そのものや、移動したときに楽器そのものが崩れたりしないように踏ん張ったりするため、どんなに早く移動しても時間がかかります。実はこの移動時間がかかるという事実こそが滑らかで、自然な音程と音色を生み出すのです。

HIRO
HIRO

この時間こそがリズム感や、歌唱力や読む力といった表現力の大きなポイントとなります。

響きのポイントの移動中にも、ポイント間にある無限の響きと音程が再現されます。これが滑らかに歌える人と、そうでない人の差になります。

2点間の響きの移動中に、そこにあるであろう、あらゆる響きと音程が瞬間瞬間に鳴ることで真のレガート唱法が得られる

絶対音感教育の危険性と便利さ

空間の確保、体の楽器化、響きの移動などができなければ、音程の変化はままならないはずですが、それを耳が覚えた絶対音で音を取ろうとすることで、無理やり喉の力やその都度楽器の形を変えると言った荒技で音程が取れてしまうのです。しかし、これをやってしまうとどうなるかはご想像の通りです。壊れた楽器を毎回形を変えて、足りない分は喉に頼るわけですから…。

しかし、悪いことばかりではありません。これらをクリアして、体の使い方をしっかり学べば、絶対音感は本当に便利ですよ。ところがかつて絶対音感で体をバラバラのまま歌っていた人が、体の使い方を覚えるに連れて、絶対音感を失っていく人もいるんですね。

実はそれ絶対音感を喉の負担具合で覚えていたわけです。どういうことかというと「このくらいのどのが苦しいと【ファ】の音!」みたいな覚え方です。本人は自覚がないのですが。自覚はないのに「高い声が苦しいんです」いや、自覚があるのか?

とにかく、楽器化と響きの中心ポイントの移動なしに「ドレミファソ〜ラファミレド〜」とやるのは危険だということだけはご理解いただきたいのです…

自信を持って自由に

結局自信とは、体の内部を広げること。細かくいうと、体を楽器化し、自由に空間を作り、相対的音感を育てることで、自由自在に体の中を呼吸と声と響きが駆け巡り、それが溢れ出し、お客さんや自分の耳へ届く。どんなに頭の中はビビっていても、足が震えても、それが自信があるように見えるということなんです。

だから本当は、一般的に言われている、慣れてしまっている的な自信などどうでも・・・と言ってしまうと、この記事がインチキになってしまいますかね^^;

でも、体が楽器化して響きと音色と感情の方向性をつけられるようになると、もはや自信なんてどうでもいいやという、究極の前向きなアキラメが生まれることは確かです。その前向きなアキラメこそが私は本当の自信だと思っています。

浜渦メソッドがお渡しするのはこういうことです。自由に自分らしく歌うための本質的レッスンです。体と五感を全部使うので、照れたり余計な緊張をする暇は確実になくなっていきますよ。

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