今日の、ボイトレ、歌唱力・演技力UPの30秒アドバイスは、
「自分らしく自由な歌」の正体についてです。
気持ちを込める?腹から声を?ミックスボイスを?
いえいえ、もっとシンプルかつ、わかりやすく、そして本質的です。
30秒アドバイス。自然な歌が生まれる手順
②…ついでに、息が動く(≠動かす)
③…ついでに声が出る(≠出す)、
④…ついでに、気づいたら歌っていた
この順番と、「動く」と「動かす」を間違えれば表現は終わります。
歌うついでに息をする、なんて、初手から間違えてませんか?
それでは歌が義務になってしまいます。
補足:人間が感動した時の自然な動きを歌に
演技も、ナレーションも、セリフも同じです。
なぜなら、この流れが人が感動した時の自然な体の動きに他ならないから…。
①が楽譜や台本が見えない自然な表現の第一歩にして、
我々日本人が苦手なところです。
なぜなら、五感で受け取ったものを、肺の反応として表すのが苦手な人が多いのです。
大げさに反応するのを嫌ったり、怒られたり、目立つのを恐れたりした結果、
反応しないように訓練されてしまっている人も多いのです。
また、反応よりも、正しい音程、正しい発声を優先するあまり、
体が固まって反応できなくなる人も多いのです。
私のレッスンでは、まずこの手順をお渡しします。
あとは身体が勝手に覚え始めます。
だから私は「うまく歌わせる」のではなく、「自然に反応できる身体」を育てたいのです。
あとは勝手に上達してくれますから。
もう少し詳しく
「ついでに」と書くといい加減に思えますが、これは優先順位と思ってください。
肺の反応によって息が動き、息を邪魔しないように思わず声が生まれ、
そこに音程や歌詞が乗っていた・・・ですね。
絶対に、体の反応以上の呼吸を足したり引いたりしないこと。
絶対に、呼吸を邪魔した声を出さないこと。
絶対に、それらを邪魔してまで音程や歌詞を正しくしないこと。
これだけで音域、音量、音色はどんどん、
ひたすら、あなたの想いを伝えるツールとして広がり、
喉を壊すことも、まずなくなります。
これらができた上で、発声技術を身につけていくのです。
この手順を無視して、ミックスボイスやウイスパーボイスをやろうとすると、
ただの息混ぜ声になったり、余計に喉が疲れたり、痛くなったりしかねません。
さて、なぜこの手順を守るだけで、声が自由になるのか。
実は呼吸と発声には、スポーツのスイングのような流れがあります。
次回はその仕組みについて書いてみようと思います。
