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【動画】子音と母音で変わる「美しく滑らかに歌い話すための喉の開け方」【YouTube】

子音と母音で変わる喉の開け方 上達のアドバイス

母音と子音で変わる喉の開け方について。体も開く喉の開け方(ver.1)の応用編動画のご紹介とその解説です。さらに言葉を滑らかに歌い・話すための喉の開け方を解説。レガート唱法(滑らかに歌う方法)や滑舌の本来の作り方とよくある勘違いなどについても解説しています。喉を開けるとは何か、どうすれば良いかのおさらいもあります。

喉開け、滑舌、舌根、ブレスコントロール等、勘違いが起こりやすいボイトレの世界を少し覗いてみてください。そして本当に自由な歌と話し方の一助になればと思います。

滑らかな歌唱と滑舌のための「のどの開け方」【YouTube】

早速ですが、動画はこちらです。はっきり発音しよう、滑舌をしっかりしようとしてうまくいかない方、滑らかに歌おう、また歌っているつもりなのに「できていない」と指摘されたり、自分で録音したものを聞いて嫌になってしまう方も、ぜひご覧ください。きっとレガートに歌おうと・滑らかに話そうとしなくても、本来自然に滑らかになるものであることをご理解頂けるのではないでしょうか。

●喉を開ける(声帯を開けるとは別のこと)とはどういうことか。
●舌根を広げ、自然に下ろすコツとは?
●真面目な人はほどうまくいかない?
●喉を開けるだけでは発音はできない
●子音と母音では開け方が変わる?
●例「子音Kと母音Aは同時に言えないという当然のこと」について
●現代の滑舌偏重の問題について
●滑舌の本当のあるべき姿・意味とは

などについてわかりやすく解説しています。

【体も開くのどの開け方ver.1はこちら】

日本語・日本人は滑らかに発音するのが苦手?

日本語(標準語)は滑らかに話すように歌い・話すのが、難しく感じている人が多いですね。特に童謡・唱歌などのゆったりとして、声色や崩した歌い方では誤魔化しのきかないものを歌うと、その実力が大いにバレてしまいます。

フレーズの頭に泣き声をいれるような歌い方や、発音・リズム・音程を大きく崩すと、なんどなくそれっぽく歌えてしまうジャンルも多いのですが「普通の声で、普通の発音で普通に、でも伝わるように歌ってください」というと途端に破綻してしまう人が多いのです。

特に声楽をやっている方や、90年代以降のロック、ポップロックなどを歌われている方に多い傾向にあるように思います。また僧侶の方でも意外とできていない方が多く、当人たちも困っているというご相談もよくいただきます。

声楽・僧侶…といえば、一番滑らかに、その音楽を崩さずに歌い、お勤めをして欲しいところですが…逆に基礎(体の楽器化や今回解説する喉の開け方)を固める前にそれっぽい声を出そうとしてしまい、それが邪魔をしてしまうパターンが非常に多いのです。

中には「日本語の歌は歌えないけど、英語やイタリア語なら…」なんていうことを言い出す方もいらっしゃいます。確かに欧米の言葉は、子音の数が多く、息の流れが作りやすいという側面もありますが、そういう方は残念ながら、歌いやすいと思っているだけで歌えてはいない場合がほとんどです。厳しい言い方ですみません…。

原因のひとつは日本語というより標準語?

日本人の中で、なかなか滑らかに自由に歌えない人は多いのですが、その大きな原因のひととして、標準語(共通語の元となったもの)の存在も考えられます。

まず50音というイメージがあり、そこには常に子音→母音の成り立ちや50音という「かな文字」のイメージがあると思います。

そもそも標準語というのは明治中期から昭和の初めにかけて整備され、のちに現在でいう共通語となるものです。標準語とは公共の場などで同じ国などのあるグループに属する人が共通して使用・認識し、また一体性を生み出すためにあると考えられます(…と、私は認識しています)。

しかし、その歴史は浅く、いわゆる江戸っ子と言われる人も、現在の共通語を話そうとすると堅っ苦しくなって、滑らかに話せない人は多くいます。また東北の方言などは、すでにその話す発音そのものが、歌に近い流れのものが多く、素晴らしい民謡やその歌い手がたくさん生まれてきたのも頷けるところです。

しかし日本語は美しい(だからこの動画を作りました)

しかし、日本語の標準語・共通語と言われているものは文章にしても、洗練されていて美しいと思いますし、崩さずに滑らかに話し、たとえ難しくとも、自分のものにでえきれば、歌えればなんとも言えない、優しさと美しさと心地よい緊張感がある言語だとも思います。

日本語をうまく歌えると英語やドイツ語もなめらかになる?

日本語の発音をうまくレガートに歌ったり話せたりすることは、海外の言葉を滑らかに発音・歌唱するためにも大いに役立ちます。それは、レガートに話し、歌うことはイコール息の流れを安定させたり、また自由にアクセルやブレーキをかけることに他ならないからです。しかし、逆に言えば、呼吸の流れが悪ければ、何語をどれだけ正しく発音しようとも苦しく聞こえてしまうのです。

人は、正しさも好みますが、心地よさや、途切れずに伝わる流れや、なにより納得を求めます。いくら素晴らしいことを言っていても、それが伝わらず、苦しく聞こえる流れならばなかなか納得は得られないでしょう。

正しいのにしんどく聞こえる「英語を話せる日本人」???

私の生徒さんは、なぜか英語を話せる率が高いのですが(私はめちゃくちゃ苦手です^^;)、習いに来始めた当初、その発音を聞くと、発音自体は非常に正しくネイティブの人のように、それらしく発音されているのですが、一方で非常にに窮屈で舌が固まったような、ネイティブの方のような息の流れを感じない、苦しく聞こえる方も多いのです。

あくまで私感の話になりますが、私は特に英語の発音、息の流れを重視して、その流れを邪魔しないように発音が組み立てられている、また進化していったように思うのです。読まない発音と言われているものも、息の流れを重視した結果、声にならないだけだと感じています。

その呼吸を無視して、ただ発音だけ合わせると、むしろ苦しく感じてしまう。そういう方が多いようにも思うのです。成り立ちや自然な流れよりも正しさを取ってしまった結果ではないでしょうか。

あまり正しくは美しい日本語で歌う外国人

かつてカーペンターズが来日した時、カレンは日本語でSIngを歌いました。日本人へのサービスだったのでしょう。しかし、私はその日本語の美しさに驚きました。綺麗な日本語ではありません。そんなに正しい発音でもない。でも美しいのです。一般的な日本人よりもずっっとずっと美しいのです。

正しさは相対的なもので、美しさは絶対的なものだと思い知らされました。むしろ無理に正しい発音で歌うことで美しさを失う人のなんと多いことかとも。私もその一人だったので、大きなヒントを頂いた思いでした。

あまり正しくない発音で美しく歌う日本人?滑舌は関係ない!?

ではもう一つご紹介しておきましょう。発音が独特の歌手はとても多いですよね。

井上陽水さんなど、新しい言語かなと思うほど独特です(尊敬しての発言です♪)。しかし…やはり美しい。そして聴きやすい、もちろん言葉も明瞭。

いえ、ここ数十年ずっと活躍し続けている歌手はみなさん、自分だけの発音を持っています。しかし伝わる。よくわかる。しかし滑舌が特別良いのではない。それどころか滑舌は悪いとも言える人もいます。

山下達郎さんや松山千春さんなんかも発音は独特。玉置浩二さんも若い頃は、高音では歯を食いしばったような発音をされていましたが、それがまたカッコ良く聞こえるのです。スタレビの根本さん(私は大好きです)、中島みゆきさんやCharaさんなんかも独特ですよね。もちろん好き嫌いはあるでしょうし、ここにあげた歌手の皆さん全員を私も好きなわけではありません。

でも、やはり伝わる息の安定感、これ以上は崩さないというものがある。でも自由である。

それがこういう歌手たちの個性であり、第一線で活躍し続けることのできる一つの要因だと思います。

これは歌手に限った話ではありません。俳優さんやナレーター、声優さんでも名優と言われる人ほど、その発音、滑舌は意外と独特だったりします。それが個性となりますから、無理に矯正する必要を私は感じません。

しかし由紀さおりさんのように歌においても美しく正しい発音も同時に維持される方もたくさんおられます。

このようにそもそも息の流れが難しい共通語を美しく歌えると、英語やドイツ語も美しく発音しやすくなります。

中にはとても美しい発音でドイツ歌曲を歌い、後で聞いたら「意味はほとんどわからずに歌った」なんて驚くような話もありますが、そんなに珍しくはありません。逆に、意味と発音を調べまくって、歌はさっぱりという方も多いわけです。

滑舌が良いのに聞き返される人「問題は滑舌ではない」

むしろ滑舌は良いのに、何を言っているのか聞き返される人はたくさんいます。

それは相手が聞き取れないのではなく、聞く気にさせない、興味を引かない息の流れが原因であることが非常に多いのです。

私のところにも滑舌に悩みを抱え、訪ねて来てくださる生徒さんは大勢います。しかし十中八九、滑舌そのものよりも、息の流れに問題があります。

そして…

息の流れができないうちに、つまり基本以前の基礎ができる前に、滑舌や発声を気にして一生懸命口の中を動かし、力が入り、ますます息の流れがガタガタになる…養成所や発音・滑舌矯正のスクールに通ってこうなってしまう人もよく見かけます。

できる人は考えていない、できないなら考えよう

今回動画で紹介し、子音と母音で変わる喉の開け方は、ほとんど自動的に、何も考えずにできる人もいます。第一線で活躍されている方はそういう人が多いですね。

アナウンサーなど、どんなに正しい滑舌を教え込まれても息の流れだけは失なわない人もいるのです。

しかし…

考えずにできていることを教えるのは非常に難しいため、実際のレッスンでは、欠点の指摘や、とにかく「喉を開けろ」「声帯を集めろ」「響かせろ」「横隔膜を…」とDOはあっても、ではどうするべきかという、HOWが弱くなりがちです。

声帯や横隔膜は考えても意味がない!?

特に声帯や横隔膜などは、普段、意識することがまず難しい器官で「いま声帯が閉じている」とか「横隔膜が広がっている」などは理論では分かっても意識することは至難の技です。

意識しようとしてその周りの余計な筋肉に力が入り「力を抜け」と言われて、必要な力まで抜いてまた怒られる…という負のスパイラルに陥る人も少なくないのです。

例えば風邪をひいて、喉が痛いときは声がまだ出るのに、声が完全に枯れた時にはもう痛くない…という経験がある人も多いと思います。声が枯れた時には痛くも痒くもないという、そんな器官なのです。そもそも痛いのも声帯ではないのですが。

体の各パーツを理解し、バランスよく組みたいて楽器にして、適切なタイミングで使わないと、どんなに正しい方法とされる発声法や呼吸法、ミックスボイスなどを学んでも、身にはつきません。

しかし、きちんと体を楽器として使うことを覚えれば、まず呼吸法や喉の開け方は自動的に身につき、発声法も驚くほど簡単なものに見えてきますよ^^

ただ正しければ良いとか、考えるな感じろだけでは上達しないのです。

考えるな感じろに至るために「考えよう」

考えるな感じろ…それは、息の流れを完全に自分のものにすれば、自動的にそうなるんです。そこまでは考えて練習することも大切です。野球でもサッカーでも超一流の選手ほど天才扱いされますが、その実よく考えて必要な練習をやっていますよね。

そして口を揃えて「怖いから練習するんだ」と。

声も同じです。正しさは頭で覚えたら忘れません。しかし、体を楽器化して使い切った先にある、息の流れは忘れるのです。それがどんな表現でも、どんなスポーツでも…

ブルース・リーの言葉。考えるな感じろ…あの実力だから、説得力があるんですよ、きっと。

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