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音楽性が足りない?気持ちが足りない?そんなヤツはいない!!

心と体を楽に

音楽性がない奴なんていない。そんな人間がそもそも音楽をやるかって話です。

歌を歌いたい、朗読をしたい、声優になりたい、舞台に立ちたい…気持ちが足りてるからそう思うんです。気持ちがないのに、そんなこと思うはずないんです。

感性豊かな人ほどそれを出せずに苦しんでいる

むしろ表現したいものが大きい人、理想が高い人、内面の音楽性や感性が豊かなヤツの方がそれを出せずに苦しんでいるものです。

そんな人に間違っても「お前は気持ちが足りない!」なんて言っちゃいけない。
「もっと音楽を感じなさい!」「君は気持ちが足りない」「もっと思いを込めて!!」
なんて言っちゃいけない。

足りないんじゃない。出し方を知らないだけ。膨らませ方を知らないだけ。

ならば私たち指導者(などというエラソーな名前がついた連中)は何をすればいいのか?
簡単です。

指導者がやるべきことは引き出し、膨らませる方法を教えること

引き出す方法を教えればいい。
粛々と引きだす方法をお渡しすればいい。
そしてそれを10人分に、100人分に、1万人分に膨らませる方法こそわかりやすくお渡しすればいい。

もちろんそれは正しい呼吸法や発声法を覚えたくらいでできません。いや器用なひとはそこそこ高い声やそこそこうまい感じの個性のない表現は出来るようになるでしょう。私はそういうものはお渡ししたくないのです。お金をいただいて、生徒さんの人生や性格に大きく関わる表現の時間なのですから。

呼吸法や発声法なんて、本来自分の才能を、感性を引き出していく過程で、その方法を知過程で身についていくもの。それを無視してさきにこれが正しいあれが正しいと、個性を無視した正しさを身につけていった人がどれだけ失敗していったか、潰されていったかを私は知っています。

腹式呼吸が出来るから上手くなるんじゃない。「あ!だから腹式呼吸なのか」であり「確かに伝わる表現ができたとき、体が腹式呼吸を欲していた!」が自然な姿なのです…人は驚いたり感動したり興奮すると、胸が膨らみ、ホッとすると胸が縮む…。そして興奮状態をキープすると、胸は膨らみ続ける…すると腹式呼吸をするしかなくなるんです。そうすることで胸の圧力をキープしたまま息が溢れでる。そこに声が乗る。声は最後なんです。

そこに綱渡りをする時のような体のバランスと重心ののコントロールの中で初めて感情の動きと音色の幅が生まれます。

そんな中で気付いた時には上手くなってる、高い声が出てる、息が知らない間に続くようになっている…そんな知らない自分に出会う。それがレッスンのあるべき姿。

それは精神論でもないし、ただの机上の論理でもないのです。

人とは何か、人が感動するとき、体をどう使い、体がどう動き、そのついでに息が思わず入り、重心が動き、思わず声が出て、そこに音が乗り、歌詞が乗る…その過程を論理的に知り実践を繰り返すだけ。その動きには必ず個性が出てきます。

同じ人間だから、感動が声になるまでの体の使い方はそんなには変わりません。驚く前に声を出さないし、「わ!!!」って真顔で言ったあとに驚いた表情をする人もいません。しかし、その微妙なタイミングやバランスや緩急は、性格や体つきや声帯の大きさによって違って当然。それが個性というやつです。

あとは生徒さんの自由

あとはどこに感情を込めようが、どこを小さく、また大きく歌おうが、どこを楽しそうに歌うのか、悲しそうに話すのか、そんなのは、歌い手、役者、生徒さんの勝手なんです。(でも「こういうやりかたもあるよ」とか「こうしたらもっと楽にできるよという」提案はします。)

自分ができもしないで、ああだこうだ、ディレクションするのは論外ですが、感情表現につながらない論理や、非論理的で感情に任せた精神論なんていらないんです。

ボイストレーナーや声楽教師、養成所の先生…演出家。こういう人たちがやることは厳しいかどうかは好きにすればいいでしょう。ただ、やる気を無くさせたり、才能を殺すようなことだけはしてはならないのです。

自分が生徒さんを上手くしてあげられないのを「気持ちが足りない」「やる気がない!」で片付けてはいけません。少なくともお金をもらうプロなら。もちろん論理的には正しくてもその人の性格(体と心の両面)やバランスを無視したものは教える必要もありません。そんなものは本に書いてありますから…

すみません!!たま〜に、こうして吠えたくなるのです。

これは私自身が本当に歌が下手、セリフも下手、高い声が出ずに演技も下手で、苦しみ苦しみ苦しみぬき、さらに高い声が出るようになっても、それが目的になっていた時点で表現はむしろ死んでしまうという失敗を繰り返してきたからこそ、言わせていただいていると思っているのです…。

だから…おゆるしください。

 

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